見かけるとついつい仕入れてしまう魚
Facebookなどではたびたびご紹介してるのですが、魚屋さんで見かけるとついつい仕入れてしまう魚『コハダ』。
長崎県では『コハダ』よりも『コノシロ』の方がメジャーですかね?コハダもコノシロも同じ魚で大きさによって呼び名が変わる出世魚。
【シンコ】 その年に孵化した幼魚5~8cmくらいまでのもの。
【コハダ】 8~10cm位のもの。
【ナカズミ】 11~15cm
【コノシロ】 16cm以上
大体の大きさによっての呼び名はこんな感じ。
コノシロは光物の代表として江戸前寿司には欠かせないネタなんですが、特にシンコとコハダは江戸前寿司にはなくてはならない存在で、時に小さなシンコは市場で1キロ何万もの値がつくこともあるみたいです。
そんなコハダ、鱗もぎっしりとついている上に、酢締めにするのに塩加減・酢につける時間共にとても気を使う魚なんですが、べらぼうに【日本酒】、特に【燗酒】に合うんです。
そんなこんなでどんなに仕込みが多くても見かけるとついつい仕入れてしまう魚、コハダ。
今日も見かけてしまったので仕入れて仕込んでます!!
食べ頃は明日以降かな?もちろん酢飯との相性も抜群なので、お刺身を食べていただいた方にはちょこっとだけ練習がてら握ったりもしています!
ちなみにコノシロを関東ではあまり食べない理由は、握りにはちょっと大きくて小骨が気になるのと、[コノシロを食べる]というのが、[この城(江戸城)を食べる]という風にイメージされて縁起が悪いからって話もあるとかないとか。。