えっ!?って思うかもですが、、、
ちょいちょいメニューにも出してる【スパイスカレー】を使った料理。今月10日(土)にもランチでスパイスを使った【シーフードカレー】をお出しする予定ですが、居酒屋で何故スパイスカレー?と思われるかもしれませんね。でも実は【スパイス】とお酒はよく合うんです。
みなさんがビールや焼酎などと一緒に食べる焼き鳥や、煮込みにかける『七味・一味』、肴やのつくねにもお付けする『山椒』、ワインのつまみのアクセントにかける『黒胡椒』、全部【スパイス】ですよね。
そんなスパイス(主に香辛料)で作った【スパイスカレー】料理ですが、これがまた日本酒の燗、特に生酛系の独特の旨味が出てくる燗酒との相性が抜群なんですよ!
いま肴やにある燗酒系で特に合うのは、この二本。
・鳥取の【冨玲 梅津の生酛】 ふれい(フレー)だけに応援之酒
・奈良の【生酛のどぶ】 (がっつりにごりですが燗で美味しいお酒)
両方とも60度くらいまで温度を上げて飲むと、お酒の味とスパイスの香りが程よく混ざり合って、本当に美味しいです!生酛のどぶは定番になりつつある、超炭酸で割った『どぶソーダ』にしても合います。
どんどん寒くなるこれからの季節、燗酒とスパイスで体の中から温まって下さい!
そしてそんな今日は↓が
大村で開催されるので、参加してもう一度【スパイス】を勉強してきて、美味しい【スパイスカレー】料理を作りたいと思います。
焼き鳥も美味しく焼きたいんです!
今年の6月から【ガス焼き】から【炭火焼】へと変えた焼き鳥の焼き方。
元々せっかく焼き鳥を提供するなら炭火で焼きたいなぁとは思っていて、自宅でのBBQや、「才展」 のイベントの時は炭火焼でやったりもしてたんですが、本格的に切り替えるきっかけになったのはmarbleさんの周年イベントでやった【炭火焼き鳥とワイン】の企画。
お酒を楽しんでるお客さんを相手に炭火で焼き鳥を焼くのはこれがほぼ初めてだったので、真剣に炭火で焼くことの楽しさと、
その勉強のために行った福岡の焼き鳥屋さんの丁寧な仕事と、改めて実感した炭火焼き鳥の美味しさを感じて、炭火で焼くことへの気持ちが高まる企画でした。
手間もコストも【ガス焼き】よりも掛かりますが、せっかく独立したからには、自分が食べて美味しいと思うものを食べてもらいたいと思っていたので、夏を前に思い切って炭火へと変えさせていただきました。
それに伴って店のメニューの一番最初にも書かせてもらってるのですが、本来は店の努力によって値段を抑えなければならないところを、継続できないサービスは結果として皆様に迷惑をかけることになると思うので、若干の(炭の代金分)値上げをさせていただいたんです。
一串辺り10円〜20円程のちょっとした値上げではあるのですが、それでも値上げをすることには抵抗がありました。。
いまでも個人的な【美味しい】の感覚で炭火に変えたことが正解だったのかはわからないですが、炭火に変えて特に「つくね・白レバー・鶏皮」は格段に美味しくなった自信はありますし、多くの方に美味しくなったと言ってもらえてます。
が、実際に焼き鳥を刺すのも、焼くのも大村に来てから初めてのことだったので、焼き鳥を扱い始めてまだ7年ほど。経験的にもまだまだ未熟なので、美味しい焼き鳥をお出し出来る余地はあると思ってます!
目指す先は「刺身だけ、焼き鳥だけ」が美味しい店ではなく、刺身も焼き鳥もちゃんと美味しい【オールマイティーな居酒屋】。
これからもより美味しく炭火焼き鳥をお出しできるように頑張ります!!!
ハロウィンラベルぐらいなら、、、
都心ではいつの間にか一大イベントになってきてる「ハロウィン」。31日が本番ですが、昨日・一昨日の渋谷は凄かった(酷かった?)みたいですね。
そんなハロウィン、大村でもイベントをやったりしてる場所やお店も多くて盛り上がってきてるようですが、肴やは、、、そういうオシャレイベント(ハロウィン・クリスマス・バレンタインデー)には本当に弱くて、忙しくなるイメージも全くないので何もしません!クリスマスに関しては毎年休みにさせていただいてるくらいなんです。(チキンを食べるって言っても、居酒屋で焼き鳥は食べませんよね。)
とはいえ、全国的には一つの商機になってきてる【ハロウィン】。ハロウィンラベルの日本酒ぐらいは扱います!ということで、今年はこの二本。
・【たかちよ(新潟)】 ハロウィンラベル feat. SAKAZUKIN 扁平精米無調整生原酒
・【宮寒梅(宮城)】純米吟醸ハロウィンラベル
仮装も大騒ぎもしたくないけど、こっそりハロウィンを楽しみたい方、かぼちゃ料理すらしないかもですが、、、美味しい日本酒をぜひ!!
結構切実なアルバイト問題
以前からたびたびしている【アルバイト募集】と【どなたか紹介してくだい!】というお願い。
肴や、大村市、だけじゃなくて、全国的に飲食店は慢性的な人手不足になってますよね。。
近くのお店でも人がいなくて閉めざる終えなくなったと聞いたこともありますし、本当にお店としては切実な問題なんです。
特に肴やの場合、アルバイトの子たちがドリンクや接客をやってくれるおかげで、ほぼ一人で調理するスタイルが出来るので、アルバイトの子がいない一人営業はかなりお客様に迷惑をかけることになってしまうんです。。
ありがたい事に今のところ入学から卒業まで働いてくれる子たち(だいたい二年周期)がいてくれたおかげで、店のアルバイトの軸はぶれずに済んでますが、裏を返せば二年ごとに訪れてしまう【切実なアルバイト問題】。
そんな二年がそろそろやってきてしまいます。。
本当にどなたかいらっしゃったらご紹介お願いします!!!!
【時給】850円〜(研修期間は800円)
【勤務時間】18時or18時半〜 だいたい22時半頃
【まかない】もちろんあります!というか、ほぼそれがウリです。
【場所】大村駅徒歩3分ほどの駅近
週一だけ、週末だけ、年末年始だけでもいいので、とりあえず働いてみてもらえば、働きやすさ(お客さんの良さ)がわかってもらえると思います!
P.U.G 滝川さんの赤里芋使ってます!
日中は暑いぐらいの日があっても、朝晩はだいぶ寒くなってきて、金木犀の香りと共に秋の風を感じますよね。
この時期になるとごん介農園の滝川さんに『採れたら欲しいです!』とお願いするのが【赤里芋】。
里芋の種類には【赤芽芋】と【白芽芋】があって、芋の一部が赤くなっている(赤くなった部分には新芽が出るみたいです)のが、赤里芋(赤芽芋)と言われ品種で普通の里芋(白芽)よりモッチリとした食感で、粘りも強い芋です。 しかもごん介農園さんの赤里芋は甘味も強くてより美味しいんです。
そんな赤里芋を使って【里芋と鶏肉のガーリックステーキ ハニーマスタードソース】仕込みました!!
ホクホク感とサクッと感を両方味わえる食感と、隠し味にワサビを入れたハニーマスタードソースの味がたまりませんよ!
ちなみに鶏肉むね肉は低温調理してるので、こちらもしっとりカリッと仕上がってます!
日本酒だけじゃなく、ワインにもハイボールにも合う一品をぜひ!!
見かけるとついつい仕入れてしまう魚
Facebookなどではたびたびご紹介してるのですが、魚屋さんで見かけるとついつい仕入れてしまう魚『コハダ』。
長崎県では『コハダ』よりも『コノシロ』の方がメジャーですかね?コハダもコノシロも同じ魚で大きさによって呼び名が変わる出世魚。
【シンコ】 その年に孵化した幼魚5~8cmくらいまでのもの。
【コハダ】 8~10cm位のもの。
【ナカズミ】 11~15cm
【コノシロ】 16cm以上
大体の大きさによっての呼び名はこんな感じ。
コノシロは光物の代表として江戸前寿司には欠かせないネタなんですが、特にシンコとコハダは江戸前寿司にはなくてはならない存在で、時に小さなシンコは市場で1キロ何万もの値がつくこともあるみたいです。
そんなコハダ、鱗もぎっしりとついている上に、酢締めにするのに塩加減・酢につける時間共にとても気を使う魚なんですが、べらぼうに【日本酒】、特に【燗酒】に合うんです。
そんなこんなでどんなに仕込みが多くても見かけるとついつい仕入れてしまう魚、コハダ。
今日も見かけてしまったので仕入れて仕込んでます!!
食べ頃は明日以降かな?もちろん酢飯との相性も抜群なので、お刺身を食べていただいた方にはちょこっとだけ練習がてら握ったりもしています!
ちなみにコノシロを関東ではあまり食べない理由は、握りにはちょっと大きくて小骨が気になるのと、[コノシロを食べる]というのが、[この城(江戸城)を食べる]という風にイメージされて縁起が悪いからって話もあるとかないとか。。
KANZAKE CLUB vol.1 10/21 備忘録
燗酒好きの燗酒好きによる燗酒好きのための燗酒の会『KANZAKE CLUB』。
陶芸家さんとの『新秋刀魚の塩焼きと燗酒を楽しみたいですよね』の言葉から始まった【KANZAKE CLUB】。
それぞれが燗にして飲みたい日本酒を持ち寄っての会、当日のお酒と料理の備忘録です。
【日本酒】
・萬太郎(福島)純米大吟醸
・七本槍(滋賀)山廃純米 2010&2016
・不老泉(滋賀)山廃純吟
・いづみ橋(神奈川)純米原酒愛山
・七郎兵衛(青森)特別純米生原酒
・月の輪(岩手)純米
・蔵人の詩(奈良)特別純米
・扶桑鶴(島根)特別純米
【肴】
・イチジクと柿の白和え
・コハダ刺
・梅水晶
・冷奴(燻製ごま塩)
・里芋ステーキ(ハニーマスタードソース)
・新秋刀魚の塩焼き
・おでん
・湯豆腐(キノコ湯葉あんかけ)
・塩ざるそば
とても良き会でした!